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プチポアンの歴史

ハプスブルク家から興隆したプチポアン刺繍

プチポアンの歴史は古く、18世紀まで時を遡ります。
それ以前にも華やかな刺繍の代表として15~16世紀にかけてゴブラン刺繍というのがありました。ゴブラン刺繍は人物や風景を精巧に織り込んだつづれ織りを 刺繍の手法としており、一般の家庭や工房で、絵画的な図柄のテーブルマットや壁掛けなど、様々なものに利用されていました。後には、目の粗い面や麻布のスクリムと呼ぶ上質な布を使って羽目板や壁飾りに、また椅子やソファーカバー等に利用されていました。このゴブラン刺繍が、洗練されたものがプチポアンなのです。
ゴブラン刺繍
ベルサイユ宮殿 ハプスブルク家が権力と文化を誇っていた18~19世紀、かのマリー・アントワネットの母君である、オーストリアの女帝マリア・テレジアが君臨したハプスブルク家が、このプチポアン刺しゅうを開花させたと伝えられています。 当時、オーストリアの首都ウィーンの宮廷で、その華やかで気品あるプチポアンは、その美しさを誇っていました。
プチポアンは、ファニチャーやテーブルクロス、壁掛けなどの室内装飾から、ハンドバッグやハンカチーフなどのアクセサリー類に使われました。なかでも当時、王家や貴族の女性の心を奪っていたのが、プチポアンをあしらったフォーマルバッグでした。口金に七宝や宝石・貴石類を使い、宮廷絵画などを優美に刺したフォーマルバッグを持つことは、上流階級のステイタスであったとも言われています。マリア・テレジアの肖像画でも、豪華なレース、宝石をふんだんに使ったアクセサリー、金糸銀糸による装飾品と並んで、プチポアンの刺繍が描かれています。 アンティークプチポアン


フランス宮廷にプチポアン文化
また、ロココ時代に華やかにハプスブルク家の姫君として生まれ、フランス革命によって露と消えたロココの女王マリー・アントワネットも、プチポアンをこよなく愛した一人です。ヴェルサイユ宮殿やトリアノン王宮の調度品に、ドレスのアクセントにと、プチポアンを使いました。プチポアンの華やかさと輝きに魅了されたロココ時代の女王たちによって、プチポアンはさらに洗練され、美しさを増していったのでした。 マリアテレジアとマリーアントワネット
ベルサイユ宮殿 イギリス、ドイツもプチポアンゆかりの地。16世紀のエリザベス朝時代に手芸が盛んであったこと、刺繍そのものにも古くから多種の技法を持っていたこと。そんな背景があったためか、高度な技術を必要とするプチポアンも、 早い時期から制作されていました。
このオーストラリアの宮廷の優雅な歴史とともに、今日まで愛され伝え続けているロココの香りを残すプチポアンは、 これからも世界中の人に憧れと喜びを与えてくれる魅力ある刺繍です。